オマケにとらわれない

子供と一緒に、公園に遊びに行くことにした。

僕は、公園の芝生の上で、

子供達と一緒に昼食をとったり、遊んだりしながら、

木陰で本を読むのが好きなので、

今日もそうしようと考えた。

 

「そうだ、ついでにパン屋さんに寄って、お昼は美味しいパンを食べよう」

「どうせなら、いつも行かないパン屋にしよう。

そのついでに、お土産も買おうかな。」

 

そんなことを考えながら、パン屋に着くと、

今日は定休日。

 

「まずい、せっかく遠回りして来たのに、定休日だ。

せっかくここまで来たから、今さらコンビニのパンは嫌だな。

別のパン屋に行ってみよう。」

 

そして別のパン屋も、着いてみたら定休日。

 

「くそ〜、もうコンビニのパンでいいや!」

目に付いたコンビニで、パンやおにぎりやと適当に買いあさり、

焦って車を走らせる。

 

予定よりだいぶ遅れてしまい、

公園に着いてみると、駐車場は満車。

なんとか停めてから、いつもの場所へ向かうと、

すでに他の人達で混雑していた。

 

僕は、普段から、

周りの出来事によって感情をコントロールされないよう、

注意して生活しているので、

焦らずに、早々とほかの木陰を見つけて、

そこでいつもと同じように、楽しい時間を過ごすことができた。

 

今回のことで学べたこと。

 

一番重要な目的よりも、重要度の低いこと、

いわばオマケに、無駄な時間を浪費してしまうと、

一番重要な目的において、チャンスをつかみ損ねる可能性がある。

 

人生において、

一番好きなことでチャンスをつかむためにも、

オマケに手を出す時には、

くれぐれも段取りをしっかりとして、

時間を浪費しないようにする。